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ビル建築に伴う鉄骨建方工事に係る労働災害防止の徹底について 

 厚生労働省は、9月19日に発生した東京都中央区のビル建築現場において、鉄骨建方作業中に鉄骨が崩壊し、鉄骨建方作業に従事していた労働者及び下層で作業を行っていた労働者計6名が被災し、うち2名が死亡するという重大な災害の発生を受けて、本災害の原因につきましては現在調査中ですが、鉄骨建方作業における鉄骨の落下等につ いては、極めて重大な災害につながるおそれが高いことから同種災害の防止のために、特に留意する事項について建設業労働災害防止協会(以下「建災防」という。)ほか建設関係団体に対して会員事業場に対する周知等の要請(通達)を9月28日付けで行いました。

 ビル建築に伴う鉄骨建方工事を行う各事業場におかれましては、通達に記載された

 1 リスクアセスメント及びその結果に基づく措置の実施

 2 作業計画の作成、作業主任者の選任等について

 3 要求性能墜落制止用器具等の適切な使用

の事項にご留意いただき、同種災害の防止に努めていただきますようお願いいたします。

 なお、点検・確認の際にご活用いただけるよう「建築工事における鉄骨建方作業の落下防止等自主点検表」を下記のとおり参考として添付させていただいております。

・    ビル建築に伴う鉄骨建方工事に係る労働災害防止の徹底について(厚生労働省労働基準局安全衛生部長通達)(建災防HPリンク)

・ 《参考》PDF(建築工事における鉄骨建方作業の落下防止等自主点検表)

・ 《参考》「建築工事における建築物等の鉄骨組立作業の労働災害防止対策について」(東京労働局HPリンク)